◎第三回J2第31節初日 仙台対大分三回戦(大分2勝1敗)
2001年9月8日19時 曇のち雨 24.3度 76% 仙台スタジアム 主審:恩氏孝夫
副審:鍛冶勉、佐幸欣治 第4の審判員:加藤勝 観衆:15,676人

ベガルタ仙台 0(0−1)2 大分トリニータ
KICK OFF    (0−1)

【得点】31分(大分)ベンチーニョ
    85分(大分)中田 一三

【仙台】GK1高橋 DF18森 17飯尾 6リカルド 30村田 MF7千葉 23中村伸
(→75分FW19光岡)、32山田(→62分MF13蓮見)、14岩本 FW11藤吉
(→44分DF4賀谷)、29大友 SUB22前川、10財前 サイン会:渡辺、斉藤

【大分】GK1前川 DF22加地 2三木 3池端 7中村 MF4スターレンス 28ルシアノ
(→87分FW29高松)、11吉田(→81分DF19中田)、14原田 FW12船越
(→64分MF20松橋)、9ベンチーニョ SUB17川本、30竹村

【警告】24分(大分)加地 亮(繰違反)
    31分(仙台)森 勇介 (異議)
    34分(仙台)森 勇介 (ラフ)
    42分(大分)加地 亮 (ラフ)
    86分(仙台)岩本 輝雄(反スポーツ)*累積8枚目

【退場】34分(仙台)森 勇介 (警告2)*通算2回目
    42分(大分)加地 亮 (警告2)
    44分(仙台)リカルド  (乱暴)
    87分(仙台)岩本 輝雄(乱暴)

【シュート数他】SH CK FK
ベガルタ仙台   6  2 28
大分トリニータ 15  3 19

【前座試合】ベガルタ杯少年サッカー太白ブロック決勝
茂庭台 0−0(0−0) PK5−3 仙台中田


 …前半から五分五分の展開であったが、確かベンチーニョのゴールが勇介の警告
より先だったのかな?何が気に入らないのか、前半から勇介がかなりいらついていて、
「後半になったら賀谷に替えるのか?」って思っているうちに、2枚目を貰い退場。
その後はとりあえづ、直樹を右SBに下げるが、そのうちに大分・加地が2枚目を貰い
大分の国産電柱・船越を野次ったら、俺に向けて唾を吐きやがった。(試合終了後、
船越は仙台サポに謝罪したらしい)んで、結局10人祭vs10人祭に。しかしロスタイム、
センターライン付近でリカルドとルシアノが接触し両者転倒、一触即発。両者に警告かと
思ったら、主審・恩氏は「ケリを入れた」というジェスチャーを示し(このジェスチャーを示し
たことは評価できるのだが)、リカルド「のみ」に赤紙。場内騒然。おいおい、まだ前半だぞ。
遅ればせながら、藤吉を下げて賀谷を右SBに入れたところで前半終了。既に、仙台
サポーターは「恩氏恩氏ク○ッタレ」の大合唱。

 後半になると、仙台は右から賀谷−直樹−飯尾−村田のDFラインで、中村伸の
ワンボランチ、山田−テルの二列目で大友のカニトップ、もといワントップ。しかし、
走り回ることは走り回るのだが、いかんせん高さの点で劣り、すぐに大分のDFライン
(大分は加地が退場したことにより、そのまま3バックに)に囲まれる。突破しようと
いう意図は分かるが、成功率は半々程度か。さらに、山田に替えて蓮見を入れ、それで
も点が取れないとなると、中村伸を下げて光岡を入れての、中盤省略の2トップで
ゴールを脅かす。いい形も何回かはあったが、ゴールならず。そんな中、86分に大
分がカウンターから抜け出し、中田一三のゴールはクロスバーに跳ね返ってピンボール
状態、助かった!と思ったら?…なんとこれがゴール!大分ベンチ喜ぶ、仙台サイドも
サポーターも抗議するより応援、ゴールを目指すのを選んだのか…って思ったら86
分、岩本テルがセンターライン付近で倒されFK…って思ったら、主審恩氏の笛を吹く
タイミングが遅れ、テルのキックが主審に不服で蹴ったような形になり、警告。これ
に対してテルが何か言ったのであろう、(警告2枚ではないようで)赤紙呈示。
これには仙台サポーター、堪忍袋の緒が切れた、ペットボトルとか多数ピッチに投げ
こまれる、これに対して村田、賀谷らが×印を示して「投げ込みはやめてくれ」との
ポーズ。大坂さんも場内アナウンスで「投げ込みはおやめください」。チーム史上最多
3人退場となった仙台に、もはや反撃する気力は残らず、最後は賀谷がピッチ外で負傷
し、7人となってタイムアップ。主審・副審ご一行、一目散に大分サイドのゴール裏
から退場、しかし大分サイドゴール裏からもペットボトルが飛ぶ。
 大分サイドゴール裏といえば、なぜに三色旗(赤・青・黄)が振られている?

・試合後、仙台サポーター200人が大分選手の乗ったバスを1時間取り囲む
・清水監督、退場者4人、主審がマッチコミッショナーから事情聴取を受けた
らしい。

<まとめ>
 リカルドについてはともかく、森・テルについては弁護のしようがない。
 主審については…だが、2点目はあれはノーゴールだろ!って叫んでいたのは
スタジアムでは俺だけのようなので、入ってたのか??

***(以下、2004.6.7補足)

 なんか、週刊JFLの掲示板にこのページが貼られたようなので。
 この試合を騙るに、他の視点からのリンクをいくつか。
ベガルタ仙台J1への道(当時)・松崎さんが珍しく主審批判。
白河以北一切黄金。主にネット・マスコミ観察記録。9月上旬編中旬編。
で、大分側の最たるものがTEAM EASTの観戦(参戦?)記
”J2太郎”こと江藤高志氏は、今はなきISIZEで、試合終了後の船越へのバス囲みを”人民裁判”と評した。

 で、俺のこの試合を、今更ながら振り返ったのがこれ。




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