仙ちゃんが行くっ!(その6・通算21号)

…本来なら、関西中日男がお送りする所ですが、今晩は。編集部です。
現在、10月11日(日)午前10時。関西中日男氏は、10月4日のリスナー交流 会に出席後、8日(木)に東京入り。その日のヤクルト戦(神宮)を応援し、編 集部に居候しながら、横浜4連戦を応援。今日も対横浜28回戦を応援し、その晩 ムーンライトながらで帰り、12日(月)の最終戦(対阪神・甲子園)に臨みま す。
というわけで、9月の甲子園、広島戦も含めて、詳しい観戦記は次号にて。
というか、本人曰く、9月上旬は全く観戦がなかったそうなので…。
本誌では、確か9月6日(日)横浜戦(ナゴヤドーム)、13日(日)巨人戦( 東京ドーム)を応援予定と書きましたが、どちらも都合により行けなくなったの で、今回は観戦記の代わりに、横浜優勝のことでも書きます。

(以下、関西中日男)

10月8日の神宮球場、優勝を信じて疑わないレフトスタンドのドラファン。し かし、8回表終了後、電光掲示板に表示された横浜勝利のアナウンス。この瞬間 、ドラゴンズの逆転優勝が消えた。中日にとっては、96年以来の優勝のチャンス だったのだが、ものにすることはできなかった。
シーズン前は、決して評価が高くなかった中日のここまでの頑張りを評価する 声は多い。しかし、ここ10年間で準優勝は(今年も含め)5回目である。優勝 は88年以来ない。常に「あと一歩」届かない原因は何なのだろう。その時々のメ ンバーも違えば、相手(優勝チーム)も違う。だが、この「あと一歩体質」に共 通する原因はあるはずだ。例えば、一昨年は6,7番を打つ山崎、大豊が二人で 77本塁打を量産。狭いナゴヤ球場を味方につけた破壊力で、巨人を追いつめた が、投手を中心とした守りで負けた。逆に、ドーム型にチームを改革した今年は 、最後まで「あと一点」が取れない打線に泣かされた。どんな強力打線を持って しても、どんな素晴らしい投手力があっても、それだけでは足りない。投げる、 攻める、守る。全ての面である程度の水準になければいいところまで行っても結 局は優勝には届かない、ということ。
今年は、チーム防御率は12球団No.1だったが、チーム打率、得点は、リ ーグ5位だった。打線を預かる水谷打撃コーチ曰く、「今年一番感じたのは、体 力のなさ。体、頭、気持ちのスタミナ。それが横浜との差だった」と振り返った 。

(以下、次号へ続く)
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